アイスカチャン(ABC)(7月31日)


 やっと仙台も梅雨が明けました。いよいよ本格的な夏です。
 夏といえばかき氷。イチゴ,メロン,ミルク,宇治金時などなど,日本ではいろいろな種類がありますが,マレイシアではかき氷は一種類で済んでしまいます。
 マレイシアのかき氷はマレイシアに住んでいる人なら誰でも知っているアイスカチャン,別名ABCです。マレイ語でAIR BATU CAMPURの頭文字で,混ぜ氷といった意味です。中にはコーン,ピーナッツ,豆,チェンドルという緑色の細長い寒天のようなもの,さらにはカメの内蔵を干してつくったといわれる黒いゼリー,などがごちゃごちゃ入っており,氷の上から赤いシロップ,黒糖シロップ,そしてココナッツミルクがたっぷりとかかっています。味の方は,黒糖とココナッツミルクのハーモニーが何ともいえず,なかなかの味です。これを食べると,日本のかき氷がちょっと味気なくなってしまいます。
 いつでもどこでも1年中ABCは食べることができ,一般人がいく食堂では100円もしません,ちなみにマラヤ大学の生協では40円程度。本当に安いです。マレイシアにいく機会があったらぜひ試してみて下さい。(のり)


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